クラフトビールの美味しい注ぎ方!失敗しない3つのポイント

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クラフトビール

クラフトビールの魅力は、その豊かな味わいと香りにあります。しかし、せっかくのクラフトビールを美味しく飲むには、正しい注ぎ方を知ることが大切です。

本記事では、クラフトビールをおいしく注ぐ方法を、3段注ぎを例に解説します。また、注ぎ方のコツや、注ぎ方によって変わる味わいや香りについてもご紹介します。

クラフトビールの注ぎ方のポイント

クラフトビールを美味しくするための注ぎ方のポイントとして、まずは次の3つを押さえておきましょう。

ポイント1 クラフトビールを適温に冷やしておく

クラフトビールが常温やぬるいままだと、味わいや香りが落ちてしまいます。注ぐ前に、クラフトビールを適温に冷やしておくようにしましょう。

クラフトビールの適温はスタイルによって異なりますが、ラガー系だと6〜8度、エール系だと8〜13度が適温とされています。

なお、冷蔵庫の温度は2〜5度程度が一般的なので、若干冷えすぎになってしまうことに注意が必要です。気になる場合は、冷蔵庫から出して少ししてから注ぐようにしてみましょう。

ポイント2 クラフトビールにはスタイルに合ったグラスがある

いざ、ビールを注ぐ前に押さえておきたいのがグラス選びです。

クラフトビールには様々なスタイルがあり、スタイルによって泡立ちが異なるためです。

ペールエールやIPAなどの、泡立ちが豊かなスタイルのビールは、テーパーグラスやフルーティグラスがおすすめです。テーパーグラスは、底から上に向かって細くなる形状で、泡立ちをしっかりと作ることができます。フルーティグラスは、泡立ちを均一に保ち、ビールの香りを逃さないようにすることができます。

一方、スタウトやポーターなどの、泡立ちが少ないスタイルのビールは、フルートグラスやタンブラーがおすすめです。フルートグラスは、細長い形状で、ビールの香りをしっかりと引き立てることができます。タンブラーは、丸みを帯びた形状で、ビールの味わいをしっかりと味わうことができます。

※クラフトビールのスタイルについては、こちら(クラフトビールの種類(スタイル)を徹底解説! IPAからペールエールまで)の記事もお読みください。

ポイント3 泡立ちをしっかり作る

クラフトビールの泡は、炭酸ガスを閉じ込め、ビールの風味を逃がさないために重要です。泡立ちが少ないビールは、炭酸が抜けやすく、味わいや香りが落ちてしまいます。

クラフトビール泡立ちをしっかり作る「3段注ぎ」

泡立ちをしっかり作るためには、適切な注ぎ方を知っておくことが欠かせません。

そんなビールの注ぎ方は大きく「3段注ぎ」と「一気注ぎ」の2つに分類されます。ここでは、ポピュラーな「3段注ぎ」について紹介していきます。

「3段注ぎ」のやり方

3段注ぎは、その名の通り、クラフトビールを3回に分けて注ぐ方法です。

1回目は、グラスの底に泡を作り、2回目は、グラスの内側に沿ってビールを注ぎ、3回目は、グラスの上部に泡を注ぎます。

3段注ぎをマスターするためには、以下のコツを押さえましょう。

  • 1回目の泡立ちは、グラスの底にしっかりと作る

1回目の注ぎは、グラスの底にしっかりと泡立ちを作りましょう。グラスの底に泡がしっかりと立つことで、ビールの炭酸ガスを閉じ込めることができます。

  • 2回目の注ぎは、グラスの内側に沿って注ぐ

2回目の注ぎは、グラスの内側に沿って注ぎましょう。グラスの内側に沿って注ぐことで、ビールの泡を均一にすることができます。

  • 3回目の注ぎは、グラスの上部に泡を注ぐ

3回目の注ぎは、グラスの上部に泡を注ぎましょう。グラスの上部に泡を注ぐことで、ビールの風味を逃がさないようにすることができます。

他にもたくさんある、クラフトビールの注ぎ方

ビールの注ぎ方については、人によって好みが違うため、どれがベストと一概には言えません。

ここでは、注ぎ方の種類を抜粋して紹介しておきます。

一気注ぎ

その名の通り、ビールをグラスに注ぐ際に、一度に注ぐ方法です。手早くスピーディに飲める点がメリットですが、泡立ちが少ないため、炭酸が抜けやすく、ビールの風味を逃がしやすいのが特徴です。

二段注ぎ

はじめに置いたグラスの半分までビールを注ぎ、次にグラスを傾けてビールをグラスに沿うように注ぐ手法です。泡立ちをしっかりと作りつつ、キレのある味わいに仕立てられるメリットがあります。

スムース注ぎ

ビールをグラスに注ぐ際に、極力、泡を立てないように注ぐ方法です。泡立ちが少ないため、ビールの味わいをしっかりと味わうことができます。

まずは「3段注ぎ」をマスターしておこう

このように、クラフトビールの注ぎ方は様々です。

中でも詳しく解説した「3段注ぎ」のメリットとして、泡立ちがしっかりとするため、炭酸が抜けにくく、ビールの風味を逃さずに楽しむことができることが挙げられます。

クラフトビールの注ぎ方を勉強したいという方は、まず「3段注ぎ」からスタートして、徐々に他の注ぎ方も覚えていくと良いでしょう。

泡を作るのが面倒という方は…

とはいえ、「面倒なくすぐにでも、しっかり泡だったクラフトビールが飲みたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうした方には、自宅でも気軽に使える「ビールサーバー」を活用することをお勧めします。ビールサーバーの中には、缶にあててスイッチを押すだけの簡単操作できめ細かな泡が作れて、メンテナンスも不要なものもありますので、そうした製品を試してみましょう。

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